デッキのグラフィック、そして、あのブランドについて
遅れましたが、あけましておめでとうございます。まだご挨拶できていないユーザーの方も
いるかと思うので。今日の東京は、先日の降雪が嘘かのような、うってかわって素晴らしい
天気に恵まれました。お天道様が出ているだけでありがたい、なんてしみじみ思ってしまうのは、
小市民の証なんでしょうね。でもそれでも良いかと思います。というかむしろそうでありたい、
なんてブログで吐露しているのはこの季節がそうさせるのでしょうか。
anyways、ここで話はいきなりノーリーのブラインドサイド180するのですが、
今日は仕事の合間に不意に、目の前に並ぶデッキをみながらグラフィックについて
考えてしまいました。TEEシャツにせよデッキにせよ、グラフィックがブランドの顔
というかイメージやメッセージや方向性を示す大事なインターフェースになるのですが、
ブランド側が伝えようとしていることがデッキのグラフィックを通してなんとなく解るような気が
してきました。スケーターという人種はそもそも鋭角なアンテナの持ち主なので、
独自の嗅覚なるものでかっこ良いものを選りすぐるセンスを持ち合わせ
ているはずです。そこでサイズやウッドとの相性もあるでしょうが、ライダーやブランドの
世界観に共鳴することでデッキを購入し、晴れてマイデッキとなることでしょう。
弊社で取り扱わせてもらっているデッキを前に、それぞれのブランドの特徴というか特性
がグラフィックを通してよく見えてきます。TRAFFICはご存知フィリーのリッキー・オヨラ氏
が主宰しているインディペンデントなカンパニーなのですが、大味なグラフィックテイストは
零細企業スタイル全開の良い意味でのラフさが厳しい寒さの土地柄からき
ているのかな、なんて思ってしまいます。最近ちょっとポップなデザインを織り交ぜ
初めているのが面白いです(笑) SHUTなのですが、こちらは100%都会の
NY汁全開なので、エッジの効いたデザインやブラックを多様しているあたり流石な
アーバンテイストです。スケーター以外からの支持が強いのも、やはりデザイン性に
富んでいるからだと思われます。続いてLISTENなのですが、こちらは西海岸の
ロングビーチがベースのカンパニーです。メインライダーであるロブ・ゴンザレスと
ダニー・モントヤの地元がロングビーチなので、LAでもなくSDでもない独特な洗練された西海岸の
フレーバーで展開されています。ロングビーチあたりですとメキシカンというか、
ヒスパニック系の人口がものすごく多いのです。モントヤもゴンザレスもルーツが
そっちみたいなのでグラフィックの多くにスパニッシュ(メキシコ人はスペイン語が第一言語)
やメキシカンが多々登場したりします。アートディレクションにロブ・ゴンザレスが
かかわっているので、西でもない(SFテイスト)東でもない(NYテイスト)、どちらの要素も
配合されたロングビーチテイストを醸し出すことに成功しています。
そしてもう一つ。こちらはダークホースというか決してメジャーではないのですが、
弊社一押しでもなく二押しでもないダメ押しブランドが、カナダのVILLAGE GREEN
であります。こちらはもはやビックネームもいないですし、爆発シーン等が入ったDVD
作品も出していませんが、なにしろグラフィックがカッコイイ、というのが最大のセールスポイント
です。というかグラフィッックがカッコイイというだけのみの理由で弊社で是非、
取り扱わせてください、とお願いしたぐらいです(笑)
それにしてもVILLAGE GREENなのですが、
国内ではVILLAGE GREENの広告等は一切打ち出していないにもかかわらず、
少量ですが仕入れたデッキはすべて毎度完売となっております。ということは、
日本にも隠れファンというかVILLAGE GREEN愛用者が少なからず存在している
ということになります。某ショップ店長さん曰く、VILLAGE GREEN愛用者のほとんどが
リピーターだそうです。それにしてもこのVILLAGE GREEN、相も変わらず国内での展開に
たいして何の指示や連絡もなく、ひたすら「元気か?」「GOOD」と二言のみで完結する
やりとりが、かれこれ2年以上続いています。
この良い意味での緩さ加減と毎回グラフィックの精度の高さとのギャップから、
何かVILLAGE GREENの「深さ」を勝手に勘ぐってしまうのは、僕だけなのでしょうか?
ブランドを司るグラフィックについての勝手なうんちくを長々書かせてもらいましたが、
そろそろお腹がゴリゴリ縁石をB/S 5-0グラインドするような音を立て始めたので、
失礼させてもらいます。「たかがグラフィック、されどグラフィック」。
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